未来を考える

CDの価値って、、、

春に引っ越す計画で、家の中の荷物を整理し始めているのですが、
眠っているCDの山を前にして、ついに売りさばく決意をしました。
近所にブックオフがあるので便利です。
ただ、古いCDなのでおそらく二束三文だろうと思うと悲しいです。
妻のCDもたくさんあるのですが、
丁寧にきれいに使ってきたから二束三文では売りたくないと、妻は言います。
でもCDって、ただのプラスチックの円盤ですよね。
このまま持ってたっていつかは劣化して使えなくなるし、
CDというメディアが残る保障もないわけです。

ディスクメディアの意味

最近、ブルーレイとHD−DVDの覇権争いがありますが、
これもディスクメディアが残る保障がない以上、無意味に見えてきます。
YouTubeを核として映像配信がシェアを拡大するのが見えているので、
わざわざ物流コストをかけてディスクを流通させるのは無駄ではないでしょうか。
ネットワークでの配信での著作権問題がクリアされれば、ディスクは意味を失うでしょう。

IT「革命」の意義

従来は、モノ(商品や情報)を実際に動かして伝播していたので、
巨大な物流システムが必要とされていましたが、
IT化が進んでいる以上は、物流しなくていいものは省けばよいと思います。
物流が変わるということは、まさに世の中の構造を変えるという意味で「革命」に値します。
そうなると当然物流部門の人員から反発も出ますからなかなか進まないでしょうが、
これから日本の人口が減っていく中で、国家規模で人員の再配置をすることも必要かと思います。
「革命」とはシステムがガラリと変わるので、個人の役割も大きく変わってしかるべきです。
今の日本人はそれなりに生きていけてしまっているので「革命」は起こらないでしょう。
でも近い将来、引き金を引く出来事があるはずです。
財政破綻なのか、食料危機なのか、大災害なのか、分かりませんが、
そのときを待つしかないかな、と今は思います。