NHKでやってたグーグルの番組を見て

先週の番組なので古い話ですが、
NHKスペシャルでグーグルが紹介されているのを見た感想を。

グーグルの目的って?

番組の印象として、グーグルは情報を支配しようとしている、
だから悪者になる可能性がある、
と思いました。
ただ私が思うに、グーグルは純粋に世界中のありとあらゆる情報を
検索の網にかけるのが目的でしょう。
その目的の達成率が上がってきたときに、「結果として」人間の営みを支配する、
ということになるのかと思います。

グーグルの危険な一面

グーグルが世界中の情報を検索できる範疇に収めたとして、
その検索アルゴリズムを握る者が支配者たりうることは確かです。
現時点ではそのようなことは不可能でしょうが、
アメリカ政府などは、きっとこの危険性に気付いていて
グーグルに対する監視を行ったりしているでしょう。
すでに水面下では闘っているのかもしれません。

見せたくない現実?

年明けに「あるある」の事件があったように、
テレビなどのマスメディアでは情報操作をしようと思えばいくらでもできます。
今回はたまたま面白おかしく追及する雑誌社があったから発覚しただけで、
マスメディア全体の利益が一致して明るみにならない虚構もたくさんあるでしょう。
こうなると一部の人間が支配する既存メディアには頼らずに、
雑多な意見が交じり合うネットの情報に頼りたくなります。
しかし、そこにもグーグルのフィルタがかかった情報しか見れなくなるとしたら。。。
もはや信じられるものは無いのでしょうか。
人間は見たくない現実を見ようとはしない、という名言がありますが、
それ以前にその現実にアクセスできない状況はまっぴらごめんです。
グーグルが「見せたくない現実」を作り出さないことを願っています。