ローマ人の物語2ハンニバル戦記

塩野七生氏の日本人へを読んでいたら、久しぶりにローマ人の物語を読みたくなりました。近所の図書館ですぐ借りられたのが第2巻でした。
第2巻はハンニバル対ローマのポエニ戦役の話で、やはり主役はハンニバルです。ハンニバルは天才的な戦術家で孤高なイメージがあります。ハンニバルについての記述に、「リーダーは、部下が自分たちがいなければならないと思うように仕向けることが必要だ」というようなのがありました。有能なリーダーほど自分の力を過信して部下をないがしろにしがちですが、やはり組織全体を活かすには部下たちが自発的に動く状態が必要でしょう。2200年も前から人間の本質は変わっていないようです。


ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記

ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記