ローマ人の物語4−ユリウスカエサル〜ルビコン以前

ローマ共和制の綻びが隠しようもなくなった時代に颯爽と登場したユリウスカエサル元老院派と対峙しつつガリア制覇も成し遂げるという活躍ぶり。そして出された元老院最終勧告に対し、北伊属州と本国の境界であるルビコン川を前にして、あまりにも有名な「賽は投げられた」という言葉を残し元老院派との決戦へ。と、ここまでが描かれています。続きが楽しみです。
ところで、無理やり日本の現状と対比してみると、「自民党政治=元老院派」の衰退を「小泉=スッラ」が少し持ちこたえさせたが自民党は自然崩壊、カエサルに相当する人材がいないため新秩序の構築もままならず迷走、みたいな感じでしょうか。
官僚も議員も国民の大多数も既得権保護に夢中だから、当たり前かも。


ローマ人の物語 (4) ユリウス・カエサル-ルビコン以前

ローマ人の物語 (4) ユリウス・カエサル-ルビコン以前