いっきに読める三国志
史記に続いて三国志です。三国志は横山マンガや吉川小説で読みましたが、改めて事実関係を整理するつもりで正史のダイジェストを読みました。ドラマとしての面白みは欠けますが、歴史を客観的に考えるのには役立ちます。(晋に偏った部分も多いでしょうが。)
やはり、中原を制し、献帝を擁した魏が有利に決まっていて、呉は長江、蜀は山岳を盾として守りに徹するほかなかったのでしょう。荊州を守っていた関羽が敗退した時点で蜀の命運は決まったのかもしれません。関羽が関帝廟に祀られるようになったのは三国志のターニングポイントの悲劇の主役であったからでしょうか。
- 作者: 島崎晋
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/11/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る