ローマ人の物語14〜キリストの勝利

皇帝が元首から専制君主へと変化したことにより国家としてのローマが終わったと言えますが、さらに皇帝がキリスト教の司教にコントロールされる立場になり異教が排斥されることになってローマ人の歴史も終わったと言えます。キリスト教が権力と結び付くことと、パクス・ロマーナの終焉とは、ニワトリと卵の関係のように切り離せない現象だったのかもしれません。


ローマ人の物語 (14) キリストの勝利

ローマ人の物語 (14) キリストの勝利