ローマ人の物語2ハンニバル戦記

塩野七生氏の日本人へを読んでいたら、久しぶりにローマ人の物語を読みたくなりました。近所の図書館ですぐ借りられたのが第2巻でした。 第2巻はハンニバル対ローマのポエニ戦役の話で、やはり主役はハンニバルです。ハンニバルは天才的な戦術家で孤高なイ…

日本人へ〜国家と歴史編

先日読んだリーダー編の続きです。そういえば読売新聞の書評でも取り上げられてました。 書かれた時期は政権交代前後に当たっていますが、まさにリーダーがコロコロ変えられる時期で、まさに氏の言うところの無駄なエネルギーを使っているな、と感じました。…

日本人へ〜リーダー編

ローマ人の物語の著者、塩野七生氏によるエッセイ集です。 書かれた時期が小泉政権後半の郵政総選挙のころから安倍政権に移行するころで少々古いようですが、内容は全く褪せていません。 塩野氏に先見性があるのか、日本人もローマの歴史を繰り返しているだ…

対局する言葉

出版後15年も経ちますが、久々に読み返しました。 羽生善治名人といえば、梅田望夫氏によって引き出された「学習の高速道路論」が有名ですが、本書で柳瀬尚紀氏と対談している内容は、着眼点が非凡であることをよく表してします。 この後七冠を達成した訳で…

レバレッジ人脈術

本田直之氏によるレバレッジシリーズの一つです。 人脈も一種の投資として考えています。しかし、自分だけの利益を考えるのではなく、相手にどのように貢献できるのか、を最優先に考えることを説いています。他者に貢献することがおのずと自己の利益として返…

カーネギー「人を動かす」

対人関係を円滑にするために心掛けるべきことを整理してあります。 基本は相手の立場で考える、です。他の本でもそう書いてあることが多いですが、この本はリンカーンなど有名人の実例が多く分かりやすいです。 ただ、前書きにあるように古い本のため例示さ…

ツキの正体

ツキの正体―運を引き寄せる技術 (幻冬舎新書)作者: 桜井章一出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/05/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (25件) を見る会社で読もうと思って持っていったら、お昼休みの1時間だけで読み終えてし…

司馬遼太郎:アメリカ素描

久々に司馬遼太郎さんの本を読みました。 アメリカについての観察をまとめた内容なのですが、 20年以上前に書かれたとは思えないくらい、 アメリカのことを適確に捉えています。例えば、 製造業から金融にシフトしつつあるが、これで大丈夫なのか、 というく…

35歳の教科書

私は新規デバイスのプロセス開発の仕事をしているのですが、 いわゆるリーマンショックをきっかけとした景気減速で、 開発費抑制を余儀なくされ、人員再配置の波の中にいます。 自分の行く末に不安を感じている日々です。そんな時に出会ったのがこの本です。…

絶対計算

今回はこんな本を読んでいます。(まだ1/3しか読めてないです)その数学が戦略を決める作者: イアン・エアーズ,山形浩生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/11/29メディア: 単行本購入: 98人 クリック: 2,063回この商品を含むブログ (218件) を見る途中…

ああ、そういうことかあ

脳科学者の茂木健一郎さんの本です。脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/12/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 255回この商品を含むブログ (281件) を見る茂木さんはよくテ…